論文「Quantitative evaluation of fiber fuse initiation with exposure to arc discharge provided by a fusion splicer」

ファイバフューズの点火現象を初めて定量的に評価しました。融着接続器を使うので、再現性も確保されていると自負しています。

S. Todoroki: “Quantitative evaluation of fiber fuse initiation with exposure to arc discharge provided by a fusion splicer”,
Scientific Reports, 6, 25366 (2016). doi: 10.1038/srep25366

氷床探査ロボットへの光エネルギー供給とファイバフューズ

惑星上の氷床や地球上の氷河の内部を探索するロボット(cryobot)へのエネルギー供給手段として、5kW多モード光ファイバレーザ(1070nm)が検討されていることが下記論文で報告されており、光源と光ファイバケーブル間の融着接続部でファイバフューズが発生する問題が指摘されています。

STONE, WC, et al. “Progress towards an optically powered cryobot.” Annals of Glaciology 55.65 (2014): 1.
http://dx.doi.org/10.3189/2014AoG65A200

論文「Observation of polymer optical fiber fuse」

東工大の水野洋輔博士らのグループが、ポリマー系光ファイバにおけるファイバフューズを報告し、管理人もお手伝いしました。

Y. Mizuno, N. Hayashi, H. Tanaka, K. Nakamura and S. Todoroki:
“Observation of polymer optical fiber fuse”,
Appl. Phys. Lett., 104, 043302 (2014).

非公式 video abstract:

論文「Optical losses in silica based fibers within the temperature range from 300 to 1500 K」

ロシアのBufetov博士らのグループが、光ファイバの損失の温度依存性を詳しく測定した結果をロシア語で報告しています。

D. A. Dvoreckii, V. F. Hopin, A. N. Gur’yanov, L. K. Denisov, L. D. Ishakova and I. A. Bufetov:
“Optical losses in silica based fibers within the temperature range from 300 to 1500 K”,
Science and Education: electronic scientific-technical journal, 5 (2013).

Google翻訳で英語に直すと意味が取れます。

記事「研究者の目をくらまし続けてきたファイバフューズ」

電子情報通信学会誌の学生/教養のページに標記記事が掲載されました。ここからダウンロードできます。

なお、電子情報通信学会和文論文誌Bにもファイバフューズ関連論文が一報掲載されています。首藤義人著「光コネクタにおける高パワー通光時の損傷現象の検討」

和訳ポスター: 典型的な単一モードファイバにおけるファイバフューズの伝搬モード

OFC/NFOEC 2013で発表したポスターの和訳をWeb形式で掲載しました。参考文献へのリンクが埋め込んであります。

S. Todoroki: “Fiber fuse propagation modes in typical single-mode fibers”, Optical Fiber Communication Conference, paper JW2A.11, OSA Technical Digest, Optical Society of America (2013).