惑星上の氷床や地球上の氷河の内部を探索するロボット(cryobot)へのエネルギー供給手段として、5kW多モード光ファイバレーザ(1070nm)が検討されていることが下記論文で報告されており、光源と光ファイバケーブル間の融着接続部でファイバフューズが発生する問題が指摘されています。
STONE, WC, et al. “Progress towards an optically powered cryobot.” Annals of Glaciology 55.65 (2014): 1.
http://dx.doi.org/10.3189/2014AoG65A200
海底無人観測点へのエネルギー供給手段として、10W単一モード光ファイバレーザ(1480nm)が検討されており、ファイバフューズの発生が問題視されているそうです。
F. Audo, S. Perhirin, V. Quintard, M. Guégan, L. Ghisa and A. Pérennou:
“Study of the optical phenomena in a 10 km long optically powered data link dedicated to a submarine cabled observatory”, Proceedings of 2013 MTS/IEEE OCEANS, pp. 1-9 (2013).
http://dx.doi.org/10.1109/OCEANS-Bergen.2013.6608174